明日の米朝首脳会談についての考察
いよいよ明日は米朝首脳会談ですね。
ドタキャンなく開催されるのか?
そもそも無事にシンガポールに辿り着くのか?
なんて、勝手に心配してましたが、昨日揃って現地入り。シンガポール首相と会談するなど、精力的に行動されてるようですね。
さて、明日はどんな議題で話し合われるのか?為替への影響は?について個人的に考察してみたいと思います😉
まず、議題は、
・非核化
・体制保証
・経済制裁解除
・拉致問題
・人権問題
等々、色々あるけど、個別具体的な話に及ぶとは思えず、
「どれを今後継続して話そうか?」
というアジェンダ設定に留まるかと思います。
ただお互い、特に米国側は、手ぶらで帰る、って訳にも行かないでしょうから、なんらかの方針の合意、例えば、
・非核化と国交正常化に向けてお互い努力する(具体的にはこれからだけど〰)
・次回のおおよその日程
※byの会議形態継続か?6カ国協議とするか?はあると思いますが、、
的な共同発表はされるのでは、と考えてます。
いずれにせよ、今回は良好な雰囲気で終わるのでは、と思います。
※トランプ大統領側がお得意の交渉術炸裂で無茶苦茶な要求をしない限り。。
為替もその辺は織り込み済みで、サプライズ発表がない場合は大きく上げることはないような気がします。
問題は次回以降で、、中国・ロシアも絡み始め、北朝鮮問題が東西体制のプロキシーファイトの様相を帯始めると厄介ですね。
インドの台頭等、冷戦時代のように力関係が単純構造でもないため、より複雑なカオスに向かう可能性もあります。
この辺の展開(混沌)次第ではリスクオフになるでしょう。
或いは、人類が第二次世界大戦後に培ってきた「国際協調力」とアラブの春に代表される「市民力(citizen power)」が発揮され、平和裏に事が進み、朝鮮半島のリスクが消え、トランプ大統領がノーベル平和賞を授賞し、景気が大きく好転するかも知れません。