BitMaster破産
いやー、こんな会社あったんですねー
ビットマスター
同社のHPを見ると、破産理由について以下の記述がありました
「破産に至る原因の主たるものとしては、ビットコイン相場が上昇したことにより、会員の皆様よりお預かりしていたものと同数のビットコインの調達が困難になったことが挙げられます」
これは、、、
つまり、会員の注文通りビットコインを調達してなかった、ってこと?
FXの業者も、NDD(No Dealing Desk)ノンディーリングデスクと言って「顧客のオーダをそのままインターバンクに流す業者」と、DD(Dealing Desk)ディーリングデスクと言って「顧客のオーダ通りにはインターバンクに流さず、顧客が勝てば業者が損して、顧客が負ければ業者が得する」というやり方をとる2通りの業者があります。
NDDの方はスプレッドや手数料のみが収益源、DDの方はそれに加えて顧客の負けが収益源となるんですね、だからよく負けてる客のオーダはインターバンクに流さず、凄い勝ってる客のオーダはしっかり流す、みたいな運用してる筈です、感じ悪いけど(笑)
で、ビットマスターは暗号通貨におけるDDタイプのやり方してたのかなー、と推察できますね。ビットコイン暴落に掛けていたのか、或いは別目的にお金を使っていたのか、、、現時点では知る由もないですので、続報を待ちたいと思います
因みに、負債は約100億。2万人以上も会員がいたとのことで、気になるのは「お金帰ってくるの!?」かと思いますが、同社のHPには、
「債権者集会は、令和2年5月20日14時から、ホテルメルパルク東京にて、開催される予定となっております」
との記述が、、
5月!?遅っっっ。
あと半年も待たないといけないとは、これはお金を預けてる会員の皆さんからすると大変なストレスですね、、、
しかも、この会社、MLM(Multi-level marketing)という「知人を紹介するとボーナス貰える」的なネットワークビジネスのスキームを展開していたとのことで、知人や友人を紹介した人は更に辛いでしょうね。。
暗号通貨、MLM、、単品でも結構慎重にならないといけないワード。この2つの組み合わせは慎重に慎重を重ねて判断しましょう。。