皆、円高になると言うけれど・・
多くのエコノミストが、以下の理由で2018年末には円高になっていると解説しています
・米国経済成長の見通しが概ね出尽くした(金利3%で打止め)
・日銀の出口戦略(金融緩和やめまーす)というリスク
・元々、IMF等の算出する妥当な円価格は1ドル100円程度であること
※今は1割程度割安
・米国中間選挙対策としてドル高状態是正がイシュー化する可能性
・日本の経常収支拡大と日米インフレ率の拡大
その他、様々な理由により殆どのエコノミストが100円~106円程度まで円高になると予測しています😌
一方、円安要因は、
・米国経済の好調なファンダメンタル
・日米金利差拡大
がメインですね。
ただ、私は、為替を決める上で、
通貨供給量の差
は大きいと思ってます。
片や金融引締めに向かう米国と、片や異次元の金融緩和継続でジャブジャブお金を刷る日本
これだけ、通貨供給の考えに差があっても尚、円の価値が中長期的に上がるというのはあんまり想像がつかないのですね。。
また、政府・日銀のデフレ脱却に向けての不退転の覚悟、も非常に重要だと思います。円高に大きく触れる場合は、なりふり構わず介入や更なる異次元緩和を繰り広げてくる姿勢も感じます。
数年前は主要各国が通貨安競争をしてましたが、今や日本だけが明らかに通貨安の姿勢を見せている