豪ドルはショート戦略を継続
豪ドル/ドルはここ1ヶ月位はショートで臨んでおり、結果として大きく勝てました
当面、ショート戦略は継続予定ですが、理由としては、
・豪経済の不透明性:住宅市場等で成長の陰り。RBAも利下げの可能性にも言及。様々な経済指標でネガティブサプライズが出てくるか?
・中国との関係悪化:米国よりの対応に終始している豪に対して中国側が反発。石炭輸入制限等は両国の摩擦の序章に過ぎないか?
辺りです。
一方、米中通商問題に関しては落とし所が見え始めており豪ドル買いの材料ではありますがこれは既に織り込みずみかと思いますので、合意に向けた逆風的なヘッドラインが出るようなことがあれば相当な売り材料になります
また、上述の通り、米中の関係が改善しても豪中の関係悪化となれば、中国経済に大きく依存する豪にとってはあまり意味が無いという懸念もあります
※豪にとって最悪のシナリオは米が中国にコミットした米国からの輸入枠増大のために豪からの輸入を減らす、という方針ですね💦
よって、トータル的に見て豪ドルを積極的に買いに行く材料は乏しく、今後も豪ドル/ドルはショートで行く方が理に叶ってると考えます
具体的には、0.713~0.715辺りでショートポジションを形成して、0.70~0.703辺りで手仕舞い、を来週の基本的なスタンスにしていくつもりです
※中長期的には0.7を割ってくる可能性も充分にあると思います