FXで1000万円稼いだサラリーマンの日記

トルコリラ戦士のブログ!!

ポジショントーク:豪ドルはショート

豪ドル/ドルは本日のRBA声明を受けて0.720辺りから0.726辺りまで上昇しましたが、その理由は「想定よりもハト派な内容では無かった」という非常に消極的なもの、、、

 

つまり、マーケットは豪経済の見通しに黄色信号が灯っていることを勘繰ってるが、RBAが「まだ大丈夫」との見解を示したため安心して買いが入った、というところですかね

 

 

しかし、米中通商問題への懸念や中国景気減速に伴う中国マネー流入の陰り、豪住宅ローン金利上昇など、豪経済に明るい材料が乏しい、という状況は何ら変わってない実態は認識しておきたいところです

 

景気後退への局面が忍び寄ってることは公然の周知と言った感もあり「いつ豪ドルを売るか?」というタイミング待ち、というのが個人的な見解です

 

直近の指針として意識したいのは以下の二点

 

①0.725にOP7日のNYカット大きめがあり日本時間で7日の24時まではこのラインを挟んで膠着する可能性。しかし、8日以降はジワジワ下り始めるシナリオ

 

②本日のトランプ大統領の一般教書演説での内容。特に米中通商問題についての言及。知財保護や技術移転問題の合意ハードルが高いテーマまで踏み込んで中国に迫る内容になるか?或いは中国が既に譲歩を見せている大豆等の輸入拡大の成果に触れるだけか?前者であれば2月末までの合意は遠のきリスクオフで豪ドル安、後者であれば合意可能性は高まりリスクオンで豪ドル高かと

※なお、今日の演説内容に関わらず私は2月末の一旦の合意(新たな関税発動回避)に至る可能性は高いと思ってます。しかし、これは既に市場も織り込み済みで豪ドル買いへの影響は軽微と思ってます。もし既存関税撤廃、といったサプライズまであれば大きく上げるでしょう

 

総論ですが、

 

・豪ドル経済は底固いがリスクも多く積極的に買う地合いではない

・また米ドルが好調な経済指標に支えられFRBのスタンスが改めてハト派寄りから中立或いは若干のタカ派になっていくと

・短期的には0.70~0.69、長期的には0.67~0.65までジワジワ下がっていく

 

という予想に基づいてポジション形成中です